近年、中古物件を購入してから自分でリノベーションをおこなう方が増えています。
しかし、中古物件のなかにはリノベーションできないものもあることから、どのような中古物件を購入すれば良いのかわからないものです。
今回は、リノベーション向きの物件とはどのようなものか、物件の選び方や注意点をご紹介します。
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リノベーション向きの物件とは？
リノベーション向きの一戸建て住宅を見分ける際には、築年数と完了検査証の有無をチェックすると良いです。
1981年6月1日以降に建築確認がおこなわれた物件は、最新の耐震基準を満たしているため、築年数が40年未満の物件を選ぶと安心です。
また、建築工事の完了後に行政庁や検査機関の検査に合格した証明書がないと、リノベーションのローン審査に落とされる可能性があります。
リノベーション向きのマンションでは、まずマンションの管理規約をチェックして、リノベーションに関する制約をみて希望する工事が可能かどうか確認しておきましょう。
大きな間取りの変更を考えているなら、壁を撤去してスケルトン状態にできる構造を選ぶ必要があります。
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リノベーション向きの物件の選び方とは？
リノベーション向きの物件を選ぶのであれば、購入費用が安く抑えられる築古物件がおすすめです。
とくに価格が手頃で資産価値も安定しているのは築年数が20年前後の物件で、築20年を過ぎると価格の下げ幅はほぼ横ばいになります。
また、間取りの変更がしやすい構造の物件もリノベーション向きといえます。
「ラーメン構造」は梁や柱で建物を支えているので、壁を撤去して大幅な間取り変更に対応できるケースが多いです。
「壁式構造」は壁を撤去すると耐久性に問題が出る場合が多いため、大幅な間取り変更が難しく、リノベーション向きではありません。
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リノベーション向き物件を選ぶ際の注意点とは？
リノベーション向き物件を選ぶ際の注意点として、まずは予算を明確にしてから物件を探す点が挙げられます。
リノベーションをおこなう前提で物件を探すなら、費用は物件価格とリノベーション費用の両方が必要です。
物件価格が高すぎると、リノベーションに予算がかけられなくなり、イメージどおりのリノベーションができなくなる恐れがあります。
また、物件を選ぶ際は、物件の管理状態を確認しておくのも重要です。
とくに床や壁内部の配管など見えない部分や、過去の修繕履歴を確認しておかないと、あとから想定外の出費が増える恐れがあります。
くわえて、耐震性もぜひ確認しておきたいポイントです。
新耐震基準が採用された物件なのか、築古物件でも耐震改修や耐震補強をおこなっているかどうか、耐震診断を受けているかなど、購入を決める前に耐震強度を確認しておきましょう。
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まとめ
リノベーション向きの物件を選ぶには、新耐震基準や築年数、マンションの構造や管理規約などチェックするポイントがさまざまです。
リノベーション向き物件の選び方や注意点をよく理解して、理想のリノベーションを実現しましょう。
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スカイガーデン株式会社 メディア 担当ライター
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