鉄骨鉄筋コンクリート構造は誰におすすめ?建物の特徴を解説

鉄骨鉄筋コンクリート構造は誰におすすめ?建物の特徴を解説

鉄骨鉄筋コンクリート構造は、主に高層ビルやタワーマンションに用いられる構造種別です。
今回は、鉄骨鉄筋コンクリート構造の建物のメリット・デメリットや、どんな方におすすめできるのかを解説します。
マイホームに関する希望条件と照らし合わせて、物件選びの参考にしてみてください。

鉄骨鉄筋コンクリートの建物構造上のメリット

鉄骨鉄筋コンクリートの建物構造上のメリット

鉄骨鉄筋コンクリートの建物構造上のメリットは、主に「耐震性・耐久性が高い」「防音性が高い」「広々とした空間を作れる」の3つです。

メリット①耐震性・耐久性が高い

鉄骨鉄筋コンクリート構造は、鉄骨で作られた骨組みを鉄筋で囲い、さらにコンクリートで固めて建物の構造部分を作り上げています。
鉄骨構造と鉄筋コンクリート構造のメリットをどちらも取り入れており、頑丈で耐震性・耐久性が高いです。
一戸建て住宅の建築時に用いられることはあまりなく、高層ビルやタワーマンションといった高さのある建物によく見られます。
鉄骨鉄筋コンクリート構造の建物の耐用年数
鉄骨鉄筋コンクリート構造の建物の頑丈さは、法定耐用年数にもあらわれています。
法定耐用年数とは、ひとつの建物が法律上の資産価値を保つ期間のことであり、固定資産税の公平な課税のために参考にされている指標です。
主に4種類がある建物構造のなかでも、鉄骨鉄筋コンクリート構造・鉄筋コンクリート構造の建物の法定耐用年数は、もっとも長い47年に設定されています。
木造の22年と比較すると倍以上の年数であることから、それだけ高い耐久性をもって、長期間住み続けられる安全性の高い建物であることがわかります。

メリット②防音性が高い

骨組み部分にコンクリートが使われている構造の建物は、防音性も高まります。
鉄骨鉄筋コンクリート構造の建物なら、上下階や隣の部屋で発生する物音や人の声、足音などはほぼ聞こえてきません。
物音に敏感な方や、どうしても騒音を立ててしまう小さな子どもがいる家庭には、特におすすめできます。
外から聞こえてくる騒音も軽減されるため、線路や大きな通りが近い物件であっても、それほど気にならずに暮らせる可能性が高いです。
「立地的にうるさそう」と避けるのではなく、可能なら一度内見して、音の聞こえ方を確認してみると良いでしょう。

メリット③広々とした空間を作れる

鉄骨鉄筋コンクリート構造の建物は、素材自体の強度が高いため、柱・梁・壁の数を少なく、あるいは細く小さい形に抑えられます。
そのぶん部屋の面積を広くとれるため、開放的な空間デザインがしやすいこともメリットのひとつです。
柱がない広々としたリビングなどは、特に木造では実現が難しいです。
特定の間取りにこだわって建物を新築するなら、ハウスメーカーの担当者などと相談して、鉄骨鉄筋コンクリート構造を検討してみてください。

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鉄骨鉄筋コンクリートの建物構造上のデメリット

鉄骨鉄筋コンクリートの建物構造上のデメリット

鉄骨鉄筋コンクリート構造の建物は、頑丈で住宅としての性能に優れていますが、デメリットも多くあります。
「建築コストがかさむ」「工事が長期化しやすい」「デザインの自由度が低い」「高層階特有のリスクがある」などです。

デメリット①建築コストがかさむ

鉄骨鉄筋コンクリート構造の建物を建てるためには、多くの部材を用いて、複雑な工程を重ねる必要があります。
他の構造と違い、材料費や人件費が高くつくため、全体的な建築コストも高くなってしまう点が大きなデメリットです。
分譲や賃貸の物件なら、そのぶんは購入価格または賃料に反映されます。
できるだけ安くマイホームを購入したいなら、鉄筋コンクリート構造ではなく、建築コストが比較的安い木造や軽量鉄骨構造の物件がおすすめです。
一般住宅の耐久性を考えるなら、鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造も十分な強度をもっているため、鉄筋コンクリート構造に強くこだわる必要性も薄いでしょう。

デメリット②工事が長期化しやすい

鉄筋コンクリート構造の建物を建てるときは、工程が多く複雑になるぶん、工事も長期化しやすいです。
物件の売り出し時期と購入のタイミングによっては、入居が可能になるまでに長期間の待ちが発生することも考えられます。
希望条件を満たす新築物件にできるだけ早く入居することを優先したいなら、建物構造は妥協して他の種類にも目を向けてみてください。

デメリット③デザインの自由度が低い

鉄骨鉄筋コンクリート構造では、広々とした空間設計をしやすいですが、間取りやレイアウト自体の自由度が高いわけではありません。
骨組みに鉄骨を使うことから、設計上の制約を多く受けがちです。
希望の間取りによっては、鉄筋コンクリート構造などのほうが実現しやすいケースも多々あるため、広い視野をもって物件の情報を探してみてください。

デメリット④高層階特有のリスクがある

鉄骨鉄筋コンクリート構造で建てられるのは、高層ビルやタワーマンションといった高さのある建物が主です。
マンションの高層階に住むなら、災害でエレベーターが停止したときに移動が困難になることや、断水が起きやすいことなどのリスクを考慮しなければなりません。
鉄骨鉄筋コンクリート構造そのものが原因になっているわけではありませんが、同時に付きまとうデメリットとして留意しておきましょう。

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鉄骨鉄筋コンクリート構造の建物をおすすめできる方

鉄骨鉄筋コンクリート構造の建物をおすすめできる方

ここまで解説した建物構造上のメリット・デメリットを踏まえて、鉄骨鉄筋コンクリート構造がおすすめなのは以下のような方です。

●周囲の物音に敏感な方
●小さな子どもがいる方
●建物の安全性・耐久性にこだわりたい方
●物件価格に見合う収入がある方


それぞれ、おすすめできる理由を解説します。

おすすめ①周囲の物音に敏感な方

鉄骨鉄筋コンクリート構造の建物は防音性に優れており、上下階や左右の部屋で生じた物音がほとんど聞こえてきません。
木造などの建物に住んで、隣人の足音や生活音が気になってしまった経験がある方には、ぴったりです。
同様に、自分の生活音も周囲に伝わりにくくなるため、神経をとがらせて暮らす必要もなくなります。

おすすめ②小さな子どもがいる方

小さな子どもは、大きな物音や声を出してしまうことがあるものです。
防音性が低い建物では、隣人とのトラブルに発展してしまうおそれがありますが、鉄骨鉄筋コンクリート構造ならその心配は少なくなります。
また、この点から鉄骨鉄筋コンクリート構造の建物を選ぶファミリー層は多いため、万が一騒音が聞こえてしまうことがあっても、周囲の理解を得やすい可能性が高いです。

おすすめ③建物の安全性・耐久性にこだわりたい方

鉄骨鉄筋コンクリート構造の建物は、頑丈で耐久性に優れています。
地震や火災に強いため、安全性にこだわってマイホームを選びたい方にもおすすめです。
ただし、先述のとおり、高層階では停電によるエレベーター停止や、断水のリスクが高い点には注意しましょう。

おすすめ④物件価格に見合う収入がある方

鉄骨鉄筋コンクリート構造での建築はコストがかさむため、物件の販売価格や賃料が高めです。
たとえば、住宅ローンを組んで分譲マンションを購入するにしても、その借入額に見合う収入が当然求められます。
数十年先までを見越して、無理なく返済をしていけるだけの経済的余裕がある方におすすめです。

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まとめ

鉄骨鉄筋コンクリート構造のメリットは「耐震性・耐久性が高い」「防音性が高い」「広々とした空間を作れる」などです。
一方で「建築コストがかさむ」「工事が長期化しやすい」「デザインの自由度が低い」「高層階特有のリスクがある」などのデメリットもあります。
防音性や安全性・耐久性の高さを重視しており、十分な収入がある方におすすめできる構造種別です。

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