鉄筋コンクリート構造の建物とは?メリット・デメリットを解説

鉄筋コンクリート構造の建物とは?メリット・デメリットを解説

マイホームを購入する場合は外観や内装デザインだけでなく、構造にもこだわりたいものです。
構造は地味な部分ではありますが、住みやすさや住まいの堅固性に大きな影響を与えます。
そこで今回は、建物の構造のひとつである鉄筋コンクリート構造について、メリットやデメリット、おすすめを解説します。

鉄筋コンクリート構造の建物のメリット

鉄筋コンクリート構造の建物のメリット

鉄筋コンクリート構造とは、鉄筋を芯として周りにコンクリートを流して固めた素材を使用した構造のことです。
中低層のマンションには鉄筋コンクリート造が採用されているケースが多いです。
ここでは、鉄筋コンクリート構造のメリットを3つ解説します。

メリット①耐震性・耐火性が高い

鉄筋コンクリート構造は鉄とコンクリートでできているため、作りが頑丈で高い耐震性を持ちます。
比較的揺れにくく、倒壊しにくい構造である点は、地震大国である日本の住宅として安心できるポイントです。
また、コンクリートは不燃材に区分されており、火災時に燃えにくい耐火性も持ちます。
万が一火事が起きても燃え広がるのが遅く、逃げる時間を確保しやすいです。

メリット②遮音性

隣人トラブルでもっとも多い原因のひとつが騒音トラブルであるため、遮音性は住宅において重要な要素です。
鉄筋コンクリート構造の建物は、木造に比べると遮音性が高い特徴があります。
とくに壁の厚さが200㎜以上ある鉄筋コンクリートの場合は、生活音や人の話し声はほとんど聞こえないか気にならないレベルに抑えられます。
ただし、鉄筋コンクリート構造の住宅でも、生活音が一切聞こえないわけではありません。
洗濯機や掃除機の音、楽器演奏の音などは隣宅に聞こえる可能性があるため、家の構造だけでなく周辺環境も注意する必要があります。

メリット③気密性が高い

鉄筋コンクリート構造の住宅は、気密性が高い特徴があります。
コンクリートは隙間の少ない構造をしており、空気の出入りを最小限に留めます。
そのため、鉄筋コンクリート構造の住宅は外気の影響を受けにくく、冷暖房の効率が良いのが特徴です。
冷暖房を使用すれば、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる点がメリットです。
冷暖房の無駄が少ないことは、電気代の軽減にもつながります。
快適な住環境を維持するうえで、鉄筋コンクリート構造の気密性は大きなメリットと言えます。

▼この記事も読まれています
リノベーション物件とは?購入するメリットや注意点を解説!

鉄筋コンクリート構造の建物のデメリット

鉄筋コンクリート構造の建物のデメリット

鉄筋コンクリート構造の建物には多くのメリットがある一方で、デメリットもあるため、自分に合った住まいかどうか慎重に検討する必要があります。
ここでは、鉄筋コンクリート構造の3つのデメリットを解説します。

デメリット①結露やカビが発生しやすい

鉄筋コンクリート構造の気密性の高さはメリットでもありますが、一方でデメリットにもなり得ます。
気密性の高さにより結露やカビが生じやすくなる点は、鉄筋コンクリート構造のデメリットです。
カビがコンクリートの汚れとして付着し、外観が悪くなっていくケースもあるため注意が必要です。
また、コンクリートは砂と水を混ぜ合わせて生成されていますが、新築の家ではこの水が蒸発して室内にこもる場合があります。
ただし、近年の新築では、24時間換気システムの設置が義務付けられています。
断熱性を高めている鉄筋コンクリート構造の住宅も増えてきており、以前よりは結露やカビが生じにくくなっているのも現状です。

デメリット②床が硬い

コンクリートの床は木造や畳の床に比べて硬いデメリットがあります。
硬い床は歩行時に膝に負荷がかかったり、転倒時に怪我をしたりする可能性があります。
長時間立ち仕事をする方や高齢者、小さな子どもがいる家庭の場合はとくに体への負担が大きくなるかもしれません。
コンクリートの硬さは耐久性の点では優れていますが、日々の生活の快適さの面では工夫が必要です。
床の一部にラグやカーペット、クッション性の高いマットなどを敷くと、コンクリートの床のデメリットを軽減できます。

デメリット③建築コストが高い

鉄筋コンクリート構造は、木造や鉄骨造に比べて建築コストが高くなる傾向があります。
住宅価格が比較的高額で、工期も長いのが鉄筋コンクリートの特徴です。
また、鉄筋コンクリートの住宅には高価な仕上げ材が使用されるケースが多く、そのことも住宅コストが高くなる原因となっています。
ただし、鉄筋コンクリート造は頑丈で耐用年数が長い側面もあります。
初期費用は高いですが、長い目で見て建て直しやメンテナンスの費用を考えると、コストパフォーマンスの良い選択とも考えられるでしょう。

▼この記事も読まれています
新築一戸建てを購入する流れとは?物件の種類や注意点も解説

鉄筋コンクリート構造がおすすめの方

鉄筋コンクリート構造がおすすめの方

建物のさまざまな構造には、それぞれのメリット・デメリットがあります。
建物の種類や用途、住む方の生活様式によって適する構造は異なるため、マイホームの購入では自分に適したものを選ぶことが大切です。
ここでは、鉄筋コンクリート構造がおすすめの方の特徴を3つ解説します。

おすすめの方①安全性を重視する方

鉄筋コンクリート構造は、耐震性・耐火性・耐久性に優れているため、安全性を最優先に考える方におすすめの構造です。
鉄筋の強度とコンクリートの圧縮力の組み合わせにより、鉄筋コンクリート構造は地震や台風などの自然災害でも高い耐久性を発揮します。
鉄筋コンクリートは耐火性にも優れているため、火災時の命の危険や財産の延焼リスクも軽減できます。
構造がしっかりしているため劣化しにくく、長年住み続けるのに適している点も鉄筋コンクリート構造の特徴です。
長年にわたる家族の安定した暮らしを求める方には、鉄筋コンクリート構造の住宅がおすすめです。

おすすめの方②交通量が多い場所に住む方

鉄筋コンクリート構造は、交通量の多い道路沿いなどの環境に住む方におすすめです。
そのような環境では騒音や振動が気になりやすいですが、コンクリートは音を遮る性質があるため、外からの音を軽減する効果が得られます。
外部環境が賑やかでも、車や電車の音、周囲の人の話し声を遮断し、家の中では静かに過ごせます。
小さな子どもがいる家庭や在宅勤務の方にとって、家の中の静かな環境で過ごせることは大きなメリットです。
また、鉄筋コンクリート構造は振動が建物内部に伝わりにくい性質も持っています。
交通量が多い場所でも、車の通行による揺れや地響きなどを感じにくい点は住宅としての快適性を高めるポイントです。

おすすめの方③住宅にコストをかけられる方

鉄筋コンクリート構造の住宅は、木造や鉄骨造に比べて建築コストが高い傾向があります。
そのため、初期費用が多少かかっても、住宅の安全性や品質を優先させたい方におすすめです。
鉄筋コンクリートは素材自体が高価であり、施工にも専門的な技術が必要となります。
しかし、構造がしっかりとしているため耐用性が高く、長期的に見れば修繕やメンテナンスの頻度が少なくなると言えます。
また、断熱性や気密性に優れているため、冷暖房の効きが良く、冷暖房費の節約にもつながるでしょう。
初期費用がかかっても、しっかりと資金計画を立てて質の高い住宅を建てたいと考える方にとっては、鉄筋コンクリート構造は優れた選択肢と言えるでしょう。

▼この記事も読まれています
不動産購入時に選べる共有名義とは?メリットやデメリットもご紹介!

まとめ

鉄筋コンクリート構造の建物とは、鉄筋を芯として周りにコンクリートを流して固めた素材を使用した構造のことです。
耐震性や耐火性、気密性が高く、冷暖房の効率が良い点は鉄筋コンクリート構造のメリットです。
一方で結露が生じやすい、床が硬い、建築コストが高いなどのデメリットもあるため、自分の住まいにあった構造かどうか慎重に検討しましょう。

スカイガーデン株式会社

平塚市と藤沢市を拠点に湘南エリアの不動産取引を主軸としております。
不動産の売買はもちろん、それに付随するリフォーム工事やライフプランニングまで、お客様の大切な節目に責任を持って寄り添います。
安心してご相談いただけるよう、専門知識を活かした丁寧なサポートを心がけています。
ご縁のあるすべてのお客様の笑顔のために、スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。

■強み
・平塚市 / 藤沢市を中心とした不動産売買の豊富な実績
・不動産取引からリフォーム工事、ライフプランニングまで一社で完結
・柔軟な売却・買取対応

■事業
・不動産の売買仲介・買取
・リフォーム工事請負
・不動産コンサルティング