最新の設備を揃えた真新しい物件も魅力的ですが、古民家にはそういった物件にはない魅力があります。
設備面で不安や不満があっても、リノベーションによって新しいものを導入すれば解消できるでしょう。
今回は、古民家をリノベーションすることで得られる魅力やリノベーションにかかる費用、利用できる補助金制度についてご紹介します。
古民家リノベーションの魅力
古民家の良さは、古い日本家屋が持つ独特の雰囲気をそのまま活用できる点にあります。
露出している木材の色味や質感、土間や縁側といった古民家ならではの設備など、古い住居の味わいを生活のなかで楽しめるのは魅力的です。
また、古民家で使用されている木材の多くはヒノキやケヤキなど、強度の高い材料になっています。
近年では入手が難しい材質で作られているため、希少性の高さや機能面からも古民家には利点があるのです。
さらに、固定資産税の額は築年数が増えるごとに安くなるため、古民家であれば税金による出費を抑えられます。
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古民家リノベーションに必要な費用
古民家のリノベーションで注意が必要なのは、多くの物件が現行の耐震基準や耐熱基準を満たしていないことです。
そのため、耐震工事や断熱材を入れる工事などをおこなう必要があり、150万~200万円の費用がかかります。
それ以外のリノベーションにかかる費用の相場は築年数によってさまざまであるため、一概には言えません。
実例として、築130年の物件が410万円の安価な工事で済む場合もあれば、築60年の物件の工事に1,000万円かかる場合もあります。
また、同じ築60年の物件であっても2,250万円と倍近い費用が必要なケースもあり、どこをどれだけリノベーションするかによってもかかる費用は変わるでしょう。
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古民家リノベーションで利用できる補助金制度
古民家のリノベーションにあたっては、古民家再生補助金としていくつかの細分化された補助金制度を利用できます。
たとえば、多くの古民家で必要な耐震工事をおこなう場合は各自治体により補助金が出ることが多いです。
太陽光発電設備や断熱材など、省エネ設備を導入する際も利用できる補助金があります。
指定の建材を用いた場合に利用できる高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業などが一例です。
要支援あるいは要介護に認定されている方との同居であれば、バリアフリー化に伴って介護保険からの補助金を受けられる場合もあります。
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まとめ
古民家のリノベーションでは、古い住宅の良さを活かした住まいづくりが可能です。
工事の内容や築年数によっては多額の費用がかかりますが、自治体によっては補助金制度を設けている場合もあります。
使える制度を活用し、古民家のリノベーションに役立てましょう。
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