明るい日差しの中、季節によって咲き誇る美しい花々、ガーデニングというとそんなイメージがありますが、すべての家が日の当たる庭ばかりではありません。
戸建ての家の向きによっては、北側に庭があったり、ビルの陰になって日の当たらない庭だったりということもあります。
そんなケースでもガーデニングを諦めることはありません。
日陰を好む植物を取り入れた「シェードガーデン」を作ってみませんか。
日が当たらない戸建ての庭でもOK!シェードガーデンとは?
シェードガーデンとは元来、「庭に大きな木を植えて半日陰で植物を育てること」ですが、日本では「日陰や半日陰でも育つ植物を植えること」をいう場合もあります。
植物は日当たりがよくないと育たないと思われがちですが、実際は日陰の環境を好む植物も多くあります。
ここでは、日陰でも育ちやすい植物で楽しむシェードガーデンについて解説します。
ポイントは"植物の特性"と"庭の特徴"をうまく活かして組み合わせること。
まず、植物が好む日陰にもいろいろなタイプがあることを知っておきましょう。
同じ日陰でも日の当たり方や砂の状態によって大きく3つに分類され、場所によって環境が異なるので、その場所で成長する植物を選ぶことが大切です。
風通しのよい木陰
日差しは少ないけれど、木漏れ日などでわずかに日が当たるので、植物にとって生育しやすい場所です。
(おすすめの植物)アジュガ・セダム・タマリュウ・シダ類など
1日2~3時間程度は日が当たる半日陰
建物や庭の向きによって1日の日照時間が比較的短い場所なら、暑さが苦手な植物や半日陰を好む植物が最適です。
太陽が高く昇らない冬は1日を通して日陰になることが多いので、冬に地上部が枯れる宿根草を植えるのもいいでしょう。
(おすすめの植物)ツルニチニチソウ・クラッスラ・アスチルベ・クチナシなど
完全な日陰
まったく日が当たらない日陰で、じめじめしているところもあります。
四方を高い壁に囲まれた狭い庭や、近くに川が通っていて湿気が上がりやすい土地であれば、和風の庭作りがおすすめ。
ホスタ(ギボウシ)やシダ類、コケ類と石の組み合わせなどは、導入費用も手頃で、夏場の水遣り程度の手間で十分なので、お手入れもラクです。
(おすすめの植物)ヤブラン・ツワブキ・ユキノシタなど
砂地の土地やコンクリートで覆われた場所は「乾燥した日陰」になりやすく、植物を育てるのが難しいので、それ以外の日陰を選びましょう。
初心者にもおすすめ!戸建ての庭にシェードガーデンを作るメリット
シェードガーデンにはさまざまなメリットがあります。
●日陰でもガーデニングが楽しめる
●手頃な価格で始められる
●洋風、和風と植物の種類によって庭のイメージを変えられる
●メンテナンスが楽な植物が多く、初心者にも始めやすい
シェードガーデンは、一見デメリットである日陰でも植物を育てる楽しみが持てるところが大きな魅力。
最初からたくさんの植物を植えるよりも、1~2種類に絞った方が育てやすいかもしれません。
慣れてきたら徐々に植物の種類を増やしていきましょう。
まとめ
シェードガーデンは戸建ての日当たりが悪い庭でもガーデニングを楽しめます。
庭にあった植物を探して、お気に入りのシェードガーデン作りに挑戦してみてくださいね。
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