ポカポカの床暖房でゴロゴロ過ごすのは、至福のひと時。戸建てを購入するなら、床暖房を設置したいと考えている方もいるでしょう。
1階での設置をイメージしがちな床暖房ですが、実は2階での設置も可能であることはご存じでしたか?
本記事では、戸建ての2階に床暖房を設置する方法と注意点を紹介します。
工法と費用に違い!2階に床暖房を設置する方法
直貼りによる床暖房の設置
1階でも2階でも設置できる床暖房ですが、主な工法には2種類あります。
床の上に直貼りする方法が、1つの工法です。
施工費も期間も少なくて済む直貼りですが、床の高さが設置前より高くなります。
床の上に畳や絨毯を敷いたような状態で、周囲の床面から1~2cmの段差ができることからつまずくリスクが出てくるのがネックです。
この段差をなくすためには、別途工事が必要になってきますので注意が必要です。
床全面張り替えによる床暖房の設置
既存の床材をはがしてから全面的に床材を張り替えするのは、床全面張り替えです。
相場では直貼りより3~5万円/畳程度高くなり、工事期間も数日間プラスしてかかります。
大がかりなリフォームをする場合は床全面張り替えのほうが効率的ですが、床の解体や補修費に別途費用がかかる点には注意が必要です。
2階に床暖房を設置する場合に注意しておきたい点
床面が熱源機からどのくらい高いかに注意
床暖房には、電気式と温水式があります。
温水式の場合に注意が必要なのが、熱源機からの床面の高さです。
熱源機で温水を作るため、上方5.6m・下方9m以内に床面を設置しなければなりません。
2階であれば問題なさそうなイメージですが、1階部分の天井が高い戸建てでは要注意です。
段差解消や床解体費などの追加費用に注意
面積に比例して費用が高くなる床暖房の設置費用ですが、追加で発生する費用にも注意が必要です。
例えば、直貼りした場合の段差解消をするなら工事費が別途発生。
床全面張り替えにしても、既存の床を解体する費用がかかることがあります。
ランニングコストも踏まえて、費用面は慎重に検討することをおすすめします。
まとめ
戸建ての2階に床暖房を設置するのは、難しいことではありませんが、後から失敗したと後悔することのないように考えておくべきことはいくつかあります。
設置方法によってもメリット・デメリットなどがありますので、理解したうえで洗濯することが大切です。
工事費用・工事方法・仕上がりのイメージなど、事前によく検討して実行に移すようにしましょう。
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