住宅ローンの契約においてもっとも利用されているのが「フラット35」です。
しかし、それと似たようなものとして「フラット50」が存在することは、知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、住宅ローンのフラット50とは何か、フラット35との違いやメリットを解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
平塚市の売買物件一覧へ進む
住宅ローンのフラット50とは?
フラット50は長期優良住宅を購入する際に利用できる住宅ローンで、全期間固定金利となり、最長50年の借り入れ期間が設定できる特徴があります。
長期優良住宅は、法律に基づき一定の基準を満たす耐震性や省エネ性などを持つ住宅のことを指します。
環境に優しく耐久性が高い住宅ですが、通常の住宅よりも高額になるため、購入を後押しすることを目的にフラット50が提供されています。
返済期間が長いため、月々の返済額は低くなりますが、総返済額はフラット35などの短期間の住宅ローンよりも増加することに注意してください。
▼この記事も読まれています
リノベーション物件とは?購入するメリットや注意点を解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
平塚市の売買物件一覧へ進む
住宅ローンのフラット35とフラット50の違いとは?
フラット35とフラット50には、以下のような違いがあります。
申し込み時年齢・借り入れ期間
フラット35の利用条件は申し込み時の年齢が満70歳未満、また借り入れの期間は最長35年です。
一方、フラット50の借り入れ期間は36〜50年かつ満80歳までに返済しなくてはならないため、申し込み時の年齢は44歳未満と制限が厳しくなります。
対象住宅
対象となる住宅は、フラット35の場合は機構技術基準適合住宅であること、フラット50の場合は長期優良住宅かつ機構技術基準適合住宅であることです。
借り入れ額
借り入れ額は、フラット35とフラット50どちらも上限が8,000万円となっています。
ただし、フラット35は購入にかかる諸費用の全額を借り入れできるのに対し、フラット50はその9割が上限となります。
金利
金利はフラット35の場合1.49%、フラット50の場合2.010%と、フラット50のほうが高くなっています。
▼この記事も読まれています
新築一戸建てを購入する流れとは?物件の種類や注意点も解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
平塚市の売買物件一覧へ進む
住宅ローンのフラット50を利用するメリットは?
フラット50の主なメリットは、年間の返済額を抑えられる点です。
これにより、借り入れ額を増やし、購入可能な物件の選択肢を広げることができます。
また、フラット35との併用も可能で、資金状況に応じて無理のない返済計画を立てることができます。
一方、デメリットとして、支払いが定年後まで続くことが挙げられます。
老後に余裕のある生活を送りたいと考えている場合は、繰越返済を進めることがおすすめです。
▼この記事も読まれています
不動産購入時に選べる共有名義とは?メリットやデメリットもご紹介!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
平塚市の売買物件一覧へ進む
まとめ
フラット50は長期優良住宅を購入する際に利用できる住宅ローンで、全期間固定金利、最長50年の長い借り入れ期間となっている点が特徴です。
毎月の返済額を減らせることはメリットですが、定年後にも支払いが続くため、繰越返済をして計画的に返済していくことが大切です。
秦野、平塚市で不動産を購入、売却をするなら四之宮の不動産会社へ。
何かご質問などがございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
平塚市の売買物件一覧へ進む
スカイガーデン株式会社 メディア 担当ライター
平塚で不動産物件をお探しの方は、スカイガーデンへ。平塚市に拠点を置き、厚木市や藤沢市、小田原市といった湘南エリアを対象に、土地や中古住宅・新築住宅など、不動産取引の仲介を行っております。ブログでは不動産に関連した記事をご提供します。