住宅ローンを組む際、定年までに完済することを目標にして計画を立てられる方が多いと思います。
しかし、退職金で一括返済を計画していたものの予想よりも退職金が少なかったなどの理由から計画どおりにいかず、定年後も住宅ローンが残ってしまい支払いが難しくなるケースもあるでしょう。
そこで今回は、定年後に住宅ローンが払えないとどうなるか、その対処法も解説するのでぜひ参考にしてみてください。
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定年後に住宅ローンが払えない理由は?
住宅ローンは大きな額の借り入れが発生するため、月々の返済の負担もなかなか重いものです。
若いうちにマイホームを取得していれば、定年までの完済にはそれほど問題はないかもしれません。
しかし、マイホームの取得時期が遅れていると、定年までに完済できない可能性も高くなります。
また、退職金で完済することを見込んで住宅ローンを組んだものの、予想よりも退職金が少なく計画が崩れてしまうも可能性も考えられるでしょう。
定年退職後、再雇用で就職しても定年前よりも収入が減り、住宅ローンの返済が苦しくなるケースもあります。
年齢が上がるにつれて病気のリスクも高まり、医療費がかさみ老後の生活を圧迫する可能性もあります。
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定年後に住宅ローンが払えなくなるとどうなる?
住宅ローンの返済が滞ると、まず督促状が届きます。
督促状を無視して対応しないままにしていると、分割返済の権利を失い、一括返済を求められてしまいます。
保証会社が債務者に代わって全額返済する代位弁済をおこなった後は、保証会社に対して返済しなくてはなりません。
保証会社に対しても返済できないと、最終的にマイホームは競売にかけられます。
競売で売却した場合、価格が相場よりも6〜7割ほど安くなるためマイホームを失うだけでなく、負債が残ってしまう恐れがあります。
競売で売却されると、強制退去を命じられるため、引っ越し先が見つかっていなくても退去しなくてはならないのも大きな問題です。
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定年後に住宅ローンが払えなくなった場合の対処法
定年退職後まで住宅ローンが残り、返済が苦しい場合は早めのタイミングで売却するのがおすすめです。
住宅ローンの返済に滞納が発生する前で、売却価格が住宅ローンの残債を上回るのであれば通常の方法で売却できます。
すでに滞納してしまっている場合や、売却価格が残債を下回る場合は金融機関に相談して「任意売却」が可能です。
金融機関の同意を得て一般市場で売却する任意売却は競売よりも高く売却できるため、その分残債が減らせる点がメリットです。
しかし、売却すると住む場所がなくなるなどの問題もあるため、売却後もそのままその家に住み続けられる「リースバック」を利用するのも良いでしょう。
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まとめ
退職金で住宅ローンを一括返済しようと計画していたものの予想よりも退職金が少ないなどの理由により、資金計画が狂い定年後まで住宅ローンが残ってしまうケースがあります。
予定どおり返済できそうにない場合は、早めに任意売却やリースバックなどを検討し、競売や強制退去のような事態を回避しましょう。
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スカイガーデン株式会社 メディア 担当ライター
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