中古マンションの売却では、値下げによって買い手が見つかりやすくなる場合があります。
しかし金額やタイミングを間違うと、必要以上に安価で売却してしまうケースも少なくありません。
今回は、中古マンション売却における値下げの目安と適切なタイミングについて解説します。
値下げをしない売却のコツにも触れるので、中古マンションの売却を検討している方はぜひ参考にしてください。
中古マンションを値下げする金額の目安
中古マンションを値下げする際、一度に値下げする金額の適切な相場は5%から10%程度です。
5%より小さい金額を値下げしても買い手は値下げに気づきにくく、物件の売れやすさにはあまり影響がありません。
また、頻繁に値下げをおこなうと、もう少し待てばさらに安くなると思われ逆に買い手が見つかりにくくなる場合もあるでしょう。
後述するタイミングを参考に、ある程度大きな金額をまとめて値下げすることをおすすめします。
値下げの際は、価格の最後を端数にする、フィルター検索で1つ下の分類に表示されるように価格を調整するといった対策も有効です。
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中古マンション売却における適切な値下げのタイミング
中古マンションを値下げするタイミングとしておすすめなのは、値引き交渉を持ちかけられたときです。
その際は値下げの最低ラインをあらかじめ決めておくことで、過剰な値下げを回避し交渉がスムーズに進められます。
最初から値引き交渉を予想して少し高めの価格で売り出すのも重要なテクニックです。
売り出してから3か月間買い手が見つからなかった場合も、値下げを検討するべきタイミングとされています。
また、市場の動向や物件の需要を考慮して、値下げのタイミングを決定することも大切です。
新生活の準備期間である1月から3月、異動が多くなる9月といった時期は需要が高まり競合物件も多くなるため、値下げによって好印象が与えられます。
一方、価格競争を避けるためには、競合物件が少なくなったタイミングで値下げをおこなうのも有効な手法です。
転勤などにより売却期間を長引かせられないケースでは、これらのタイミングにこだわりすぎず柔軟に値下げの時期を考えることも必要になるでしょう。
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中古マンションを値下げしないで売却するコツ
引っ越しシーズンなど中古マンションの需要が高くなる時期に売り出せば、値下げをしなくてもスムーズに買い手が見つかる場合があります。
ただし実際の需要と供給は地域によっても異なるため、しっかり事前調査をしておきましょう。
また、中古マンションの売却においては築年数も重要なポイントです。
築25年までの中古マンションは需要が高く供給が少ない状態なので、それまでに売り出せば価格は相場どおりでも買い手が見つかりやすいでしょう。
広告をより魅力的な内容に変更する、内覧に備えて室内を整理整頓するといった方法も有効です。
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まとめ
中古マンションは適切なタイミングに適切な値下げをおこなうことで、買い手が見つかりやすくなります。
一方、値下げをしないで売却する方法もあるため、不動産会社とよく相談しどのように売り出すべきかを考えましょう。
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