土地の広さに応じた家の間取りとは？20坪・30坪・40坪をそれぞれ解説

マイホームを建てようと思ったとき、具体的にどれぐらいの規模のものを建てればいいのか、ピンとこない方も多いことでしょう。
住宅を建てる場合は、敷地の大きさと同居人数の両方に合わせることが大切です。
こちらの記事では、20坪、30坪、40坪、それぞれの土地の広さに応じた住宅の間取りについて解説します。

20坪の広さの土地に適した家の間取りとは

広さが20坪の土地は約66㎡であるため、それほど大きな家を建てることはできません。
居住人数は3～4人、2LDKや3LDKの間取りの住宅が一般的でしょう。
20坪の敷地にできるだけ広い間取りがほしい場合には、3階建てにするのもひとつの方法です。
ただし、容積率の制限が厳しい地域では、3階建ての住宅を建てることが難しい場合もあります。

30坪の広さの土地に適した家の間取りとは

30坪の土地は約99㎡で、建ぺい率が60％の場合は59㎡までの家を建てることが可能です。
30坪の広さがあると、2階建てでも4LDKの間取りの住宅を建てることができるので、子どもがいる家庭でも暮らしやすくなります。
また、駐車場を設けるスペースも確保できるため、車を所有している家庭でも安心です。
住宅密集地で日当たりが良くない場合は、天窓をつけたり吹き抜けにしたりすることで、外からの光を取り込むことができます。
日当たりの良い空間を有効活用したいと思ったら、リビングを2階に作るのもひとつの方法です。
他にも、ロフトや屋根裏部屋を作って収納場所を増やすなど、工夫次第でゆとりのある生活を送ることができるでしょう。

40坪の広さの土地に適した家の間取りとは

広さ40坪の土地は約132㎡あるので、比較的ゆったりとした大きさの家が建てられます。
そのため、標準的な4人ファミリーでもゆったりと快適に生活できるでしょう。
40坪の広さがあると、2台分の駐車場を確保できるので、地方在住で車での移動が基本となる方にもおすすめです。
家族の人数によって、1階と2階の広さが同じ建物や1階よりも2階部分の方が小さい部分2階の建物、1階だけの平屋など、家の構造を自由に選べる点も魅力的です。
ただし、地価の高い都心部では、40坪の土地を用意するのは難しいかもしれません。

まとめ

マイホームを建築する場合、土地の面積に合った間取りを把握する必要があります。
限られた広さの中で同居する家族が快適に暮らせるよう、家の構造や設計を工夫することが大切です。
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