不動産投資を始めているなら、いつかは一棟への出資にも挑戦してみたいという方もいるでしょう。
ただ、ワンルームへの投資とは違い、初期費用が高いため躊躇している方がいるかもしれません。
そこで、一棟投資のメリットとリスクをわかりやすくご紹介します。
また、失敗しないための注意点も確認していきましょう。
一棟マンション投資のメリットは収入の額だけじゃない？その魅力
一棟マンション投資のメリットは、ワンルームよりも利回りが高くなる点です。
たとえ空室が出たとしても、他の部屋からの家賃収入があるので利益が上げやすくなるでしょう。
また、土地と建物の両方を所有することになるので、資産価値が高く評価されることがあるのもメリットになります。
なぜなら、建物の価値は下がってしまいますが、土地の評価は下がりにくいからです。
さらに、建物を自由にできるのもメリットです。
ワンルームなどの場合、所有している部屋の中は自由にリフォームやリノベーションできるかもしれませんが、基本的に外観を変えることはできません。
しかし、建物全体のオーナーになれば、外観や共有スペースも自由に修繕やリノベーションできます。
リスクも大きくなる！一棟マンション投資の危険性とは
利回りが高くなる魅力がある一棟マンション投資ですが、利益が上がる分、リスクも大きくなります。
リスクには、空室・金利上昇・修繕の3つがあります。
空室とは、入居者が減ることです。
予想よりも多くの戸数、長い期間で空室になれば、それだけ家賃収入が下がってしまいます。
金利上昇についても、念頭に置いておかなければいけません。
物件を購入するためには多額の資金が必要なので、多くの場合でローンを利用しているからです。
そして、修繕リスクとは思いもよらぬ修繕が必要になるケース。
火災や災害などで、突然大掛かりな修繕が必要になるかもしれません。
そのための資金を準備しておく必要があるでしょう。
一棟マンション投資は経営！失敗しないための注意点とは
一棟マンション投資には魅力も危険性もあるので、それを理解したうえで始める必要があります。
一棟買いをするときは、失敗しないための注意点を確認しておきましょう。
まずは、経営に近いことを理解して、おおざっぱに決めすぎないことが注意点です。
そのため、収支計算は綿密におこないましょう。
そして、中古物件を購入するときは管理状況を確認して検討しなければいけません。
注意点は、利益が出るという言葉だけを信じて購入しないことです。
本当に利益が出ているのか、最新の入居率や過去の実績を確認して検討しましょう。
まとめ
いつか挑戦したいといわれる、一棟マンション投資をご紹介しました。
利回りが高くなる分、リスクも大きくなります。
しかし、収支計画書や管理状況をこまめにチェックできる方には、向いている方法です。
注意点を考慮して、自分に合う方法かじっくり検討ください。
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