造成が必要な土地は安い価格でしか売却できないと思っていませんか？
確かに造成が必要な土地は安くでしか売却出来ません。
しかし、造成工事をしてしまえば、良い価格で売ることも可能です。
今回は「造成地とはどんな土地なのか」や「造成工事すれば売却に影響はあるのか」について解説します。
造成地とはどんな土地？
造成地とは、住宅などを建築するために整備された土地のことを言います。
山の中にある土地ならば、山を削って平にしたり、谷になっているところでは土を入れて平らにしたりします。
宅地の造成には、地形によって切土や盛土、地盤改良をおこない、宅地にしていきます。
造成の注意点
宅地造成等規制法に気を付けましょう。
造成は宅地造成等規制法と都市計画法によって規制されています。
造成する場所によって規制があるので、許可なしで工事をおこなうことができません。
そのため、勝手に造成を行なってしまうと、違法になってしまいます。
造成工事を行えば売却に影響はある？
宅地や更地のような土地は、有効活用できるため人気が高く売却しやすいです。
しかし、田や畑、山林などはどうでしょう。
売却できないことはありませんが、売却はしづらいです。
それでは、田、畑、山林などを造成工事をして、家を建てれる状態の土地にすると、売却はしやすいのでしょうか。
造成工事をおこなっていれば、売りづらい土地も多少売れやすくなります。
造成工事をすれば、土地が売却しやすくなる理由は2つあります。
1つ目が工事に多額の費用がかかることです。
造成工事には多額の費用がかかるため、造成工事のされていない土地は売づらくなります。
そのため、造成工事を行なっていれば、資産価値もアップします。
2つ目は造成工事のための許可申請が必要なため。
造成を自由にできない地域もあり、そのような地域だと造成に手間がかかるので、造成がおこなわれていない土地は売却しづらいです。
そのため、造成工事をおこなっていた方が売却に影響をあたえます。
許可申請には専門知識も必要とされるため、専門業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
今回は造成地と造成工事について簡単にまとめました。
田畑や山林などの土地も造成工事をすることで売却しやすくなりますが、造成工事には多額の資金が必要です。
造成すれば土地の価格が上がるからと、持っている土地を片っ端から造成すれば良いわけではありません。
まずは土地を専門家に見てもらい、造成をおこなった場合の費用を把握したうえでご検討してみてください。
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