一家に一台は所有している方が多い車は必ず駐車スペースが必要となります。
マイホームを建てる際にもガレージスペースをどこにしようか、デザインを考えるでしょう。
そのなかでも最近注目されているデザイン「ビルトインガレージ」があります。
雨に濡れず玄関に出入りできることから子育て世代から人気を集めています。
そこで今回、ビルトインガレージを設けることで得られるメリットは何か、採用する際の注意点はどんなことがあるのかご紹介します。
ぜひ、マイホームの購入を検討している方は記事を参考にしてみてください。
ビルトインガレージのメリットとは?
ビルトインガレージ(インナーガレージ)とは、マイホームのなかの一部スペースに設けられた駐車場のことをいいます。
車やバイク好きな方には楽しい場所となるでしょう。
駐車スペースを建物の一部に設けることで得られるメリットとして5つ挙げられます。
●愛車を眺めて楽しめる。
●天候関係なく愛車の整備ができる。
●雨の日でも濡れずに乗り降りすることが可能。
●愛車の盗難防止に繋がる。
●駐車スペース部分の面積は延べ床面積に含まれないため固定資産税が安くなる。
このようにインナーガレージを設けることで利点が多くあり、毎年のコストが削減できることは経費削減に繋がります。
一方で、シャッター音やエンジンの音、ガソリンや排気ガスの匂いなどがマイホームのなかにまで伝わることがあります。
そのため騒音対策や換気対策が必要となります。
ビルトインガレージを設ける際の注意点とは?
駐車場を設ける際の注意点として3つ挙げられます。
●車の出入りする際、エンジン音やマフラー音などが響くため寝室は2階以上など音が伝わりにくい間取りにする。
●ガソリンや排気ガスの匂いや空気が溜まらないように換気システムを設置すること。
●マイホームの一部に駐車スペースを設けたとしても、防犯対策を怠らないこと。
これらはマイホームのなかの一部スペースにガレージを取り入れるのであれば対策として施さなければ失敗した家づくりになってしまう可能性が高まります。
また、駐車スペースを設ける際には、多額のコストがかかる場合もありますので複数の業者から相見積もりを取りましょう。
まとめ
ビルトインガレージは、家の一部スペースにガレージを設け雨の日や荷物が多くても玄関までスマートに動ける便利な動線です。
ただし、注意点として騒音や排気ガスなどの換気対策、耐震強度強化などの対策が必要となるためコストがかかります。
マイホームを建てる際には、インナーガレージが必要なのかどうかを見極め、コストと相談しましょう。
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