売却したい不動産の屋根にソーラーパネルなどが付いていることも、最近では多いです。
住宅などと一体化している設備であり、物件とセットで売却するのが自然なように思われやすいですが、必ずしもそれがよいとは限りません。
そこで今回は、太陽光発電ができる不動産の売却方法や、その際の手続きなどについてご紹介します。
普通の物件とは違う?太陽光発電ができる不動産の売却方法とは
太陽光発電の設備がある不動産を、そのまま売ることは可能です。
よく晴れた日には自家発電できることをアピールポイントにでき、普通の物件と差別化できます。
買主から高い評価を得られれば、普通の物件よりも高値で売れたり、早く売却できたりします。
一方、太陽光発電の設備を取り外すのもよい方法です。
屋根にあるソーラーパネルなどには維持費がかかるので、これらの設備が一切ない物件を好む方も少なくありません。
太陽光発電をこの機会に終了するにせよ、新居に移設して継続するにせよ、ソーラーパネルなどの設備をすべて取り外せば普通の不動産として売れます。
設置から長い時間が経ち、設備の経年劣化が進んでいる場合など、普通の不動産としたほうが高評価を得られることも多いです。
このように太陽光発電ができる不動産の売り方は1つだけではないので、都合の良いほうを選ぶとよいです。
太陽光発電ができる不動産を売却!押さえたい手続きやコツとは
現状のままで不動産を売り出す際には、経済産業省や電力会社など、太陽光発電に関する届け出や契約をした先で手続きが必要です。
物件の所有者が交代すると、太陽光発電をする方もおのずと変わるので、その名義変更などをおこないます。
また、ソーラーパネルといった設備などの導入時に国の補助金を受けた場合、設置から17年未満で売却するなら届け出と資金の返還が必要です。
地方自治体からの補助でも同様の場合があり、必要な手続きの有無を確認しなければなりません。
物件の売却にあたって太陽光発電の設備を取り外す場合は、設置を当時依頼した業者などに解体の相談をしてください。
このときも設置当時に補助金を受けたなら、届け出や資金の返還が必要な可能性があります。
このように太陽光発電ができる不動産は売却に手間がかかるので、ソーラーパネルなどを取り外すかどうかは、その設備に対する買主の評価にあわせて決めるとよいです。
買主がこの設備を求めるなら物件とセットで売ったほうがよいものの、現時点での経年劣化や将来の維持費などで敬遠されるなら取り外すことをおすすめします。
まとめ
太陽光発電の設備を物件とあわせて売ることはもちろん可能ですが、設備を取り外してから売却するのも1つの方法です。
どちらを選んでも特殊な手続きが必要なので、少しでもうまく売れるよう、買主からの評価にあわせて売り方を調整するとよいです。
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