人生にそう何度も訪れるわけではないマイホーム購入の機会には、できる限り理想をかなえてくれる自分だけの住宅を選びたいと多くの方が考えるでしょう。
「スキップフロア」は、住宅の空間を立体的に活用できる造りのことで、個性的な間取りをかなえてくれるおすすめの構造です。
今回は、住宅購入を検討されている方に向けて、スキップフロアとそのメリットについてご紹介します。
戸建てを購入するなら取り入れたい「スキップフロア」とは
「スキップフロア」とは、1階や2階といった階層の中間に、床をずらすことで複数の高さのフロアがある間取りのことを指します。
平地での住宅はもちろん、傾斜地に住宅を建てる場合や、ビルトインガレージの天井を下げてその上に中二階をつくるなど、立体的な空間づくりに役立つ構造です。
高さを少しずつずらすことで、使える床面積が増えたり、階層ごとに視点の違いが生まれたりといった特徴があります。
スキップフロア住宅として、次のような実例が挙げられます。
リビングと子どもの遊び場を隣接させる
リビングから0.5階層分下げた位置にスキップフロアを設けて、子どもが自由に遊べる空間を設けている住宅もあります。
くつろげるスペースとの区切りを高さによってつけることで、家族の一体感はありながらも目的による住み分けが可能です。
スキップフロアで叶える大型収納
上階に向かう吹き抜けにスキップフロアを設けることで、スキップフロアの床の下を大型収納に活用できます。
スキップフロアを戸建て住宅購入時に取り入れるメリットと注意点
スキップフロアがあることで、次のようなメリットが生まれます。
開放感と遊び心のある空間づくり
なかには2階建てにもかかわらず、スキップフロアを活用して5階層の床面がある住宅も存在します。
吹き抜けのように天井が高く、独自の間取りになるため、開放的で個性的な住宅を実現できるでしょう。
収納スペースの確保が可能
空間を縦に活用するため、階層と階層の間に生まれる隙間は収納スペースとして活用可能です。
敷地が狭い場合や収納スペースを増やしたい場合には有効な方法でしょう。
先を見越した間取りを スキップフロアの注意点
スキップフロアを設けると、どうしても階段や段差が増えることにつながります。
そのため、段差につまずいたり、階段で転倒したりするリスクが大きくなってしまうので、小さい子どもや高齢者の方がいる家庭では注意が必要でしょう。
長期間住むことになるマイホームでは、将来にわたって危険性がないかどうかをあわせて検討することも重要です。
まとめ
今回は、住宅購入を検討されている方に向けて、スキップフロアとそのメリットについてご紹介しました。
階段の段数や幅、手すりの有無などに注意すれば、スキップフロアを取り入れた住宅は開放的で楽しい空間づくりが可能です。
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