最近の中古住宅市場の賑わいとともに重要視されるようになってきたホームインスペクション(住宅診断)。
今回は、調査の流れから調査にかかる費用面など、住宅のホームインスペクションについて、いろいろと見ていきます。
ホームインスペクションを実施する意味とは?費用もチェック!
ホームインスペクション(住宅診断)は、インスペクションや既存住宅インスペクションなどとも呼ばれることがあり、ホームインスペクターという住宅診断士が建物の構造部分の状態を判断する調査のことを意味します。
ホームインスペクションの歴史はまだ長くはありませんが、北米をはじめとする欧米の各国でも中古住宅の売買の際におこなわれており、日本でも普及が進んでいます。
中古住宅の売買では、見合った価格での取引のためや構造部分の安全性の確認のために、住宅の劣化状態や問題を正しく把握しておくことは必須事項のひとつ。
ホームインスペクションをおこなうことは、売主側と買主側の両方にメリットがあると言えます。
建物の面積などにもよって上下しますが、ホームインスペクションにかかる費用は、一般的に5~7万円ほどと言われています。
費用の負担は買主側がすることが多く、仲介する不動産会社のなかには費用負担を申し出てくれるところもあるようです。
住宅の状態を把握する意味があるホームインスペクションの流れとは?
ホームインスペクションは、目で見て欠損・劣化状態・不具合などを確認する目視を中心とした非破壊調査によるもの。
一般的には、2~3時間ほどの調査で済むことがほとんどですが、建物にさらなる調査が必要と判断された場合は、さらに時間を要することとなります。
建物の基礎構造部分や外壁などはもちろん、現在の建築基準法をきちんと満たした建物であるか、設計図などと一致しているか、また耐震性や省エネ性の性能の判断などについても、調査することが求められています。
ホームインスペクションの流れは、下記のとおり。
●調査の問い合わせと見積もり
●調査日程の調整と契約
●必要書類の手配
●ホームインスペクションの実施と記録
●検査結果報告書の報告
依頼者側には、検査対象となる住宅の所在地・構造や工法・規模・建築時期・リフォームの有無などの情報の開示が求められます。
ホームインスペクションの依頼者が売主側である場合はスムーズに準備ができるはずですが、買主側である場合は特にスケジュールに余裕を持って売主側に書類の準備を依頼するようにしましょう。
まとめ
中古住宅の売却や購入の際にお世話になることが多いホームインスペクション。
ホームインスペクションは売主側にとっても買主側にとっても大切な意味を持ちますので、住宅の売買に積極的に活用していただければと思います。
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