近年、新築住宅では基本仕様になりつつある複層ガラスですが、皆さんはどのようなものでどんな利点を持っているかご存知ですか?
実は、従来の単板ガラスと比べて複層ガラスはよいことづくしです。
そこで、複層ガラスの特徴やメリットについて紹介します。
不動産選びの際には、ぜひガラスの仕様にまでこだわりを持ってみましょう!
不動産選びのこだわりポイント!複層ガラスとは?
複層ガラスは別名ペアガラスやトリプルガラスとも呼ばれ、2枚以上のガラスの間に不燃性のアンゴスガスや乾燥した空気を挟み込んだガラスのことを指します。
日本では1994年に商品開発が始まり、その機能性から年々普及が広がり、今では新築住宅の標準仕様にしている不動産も多くなりました。
単板ガラスと言われる一枚ガラスとは異なり、現場でカット加工することはできず、すべて工場でオーダーサイズに合った大きさで製造されます。
そのため割れると再発注しなくてはならず、それだけ修復に時間を要してしまうので注意が必要です。
不動産でこだわりたい複層ガラスのメリットとは?
国内ではかなり普及している複層ガラスですが、具体的にはどのような利点があるのでしょうか?
メリットは、主に下の2つです。
●断熱効果や結露防止
●遮熱効果や防犯効果、防音性能など
まず、ガラスとガラスの間に空気やガスの層があることで外気温と室温の差を軽減してくれます。
これによりガラスに触れる気温差が小さくなるので、空調の効率を高められ、さらにガラス表面の結露を防げます。
特に寒い地域では大きな効果を生み出すため、複層ガラスは東北や北海道などで広く普及しています。
さらに、商品によってはガラスに熱線を反射させるフィルムを貼ったり防犯ガラスにしたりすることも可能です。
好みや住環境に合わせて自由にカスタマイズできるため、暑さを和らげたい方や防犯面に気を付けたい女性の方々から喜ばれています。
また、ガラス間に特殊なフィルムを挟み、防音性能を高めたもの、断熱効果や結露防止以外のオプション的機能が付いたものなどもあり、実に多種多様です。
まとめ
不動産における複層ガラスとはどんなものか、またそのメリットについて紹介しました。
単板ガラスと比べると複層ガラスは費用が高く、割れてしまったときにも速やかに取り替えられない場合があります。
しかし、設置する利点はたくさんあり、長く利用する不動産ほど大きなメリットを生み出す建築材料です。
ぜひ、不動産選びの際は空間の使い方に合ったこだわりの複層ガラスが付いている物件を選んでみてください。
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