戸建て住宅では「間取り」や「水回り」など、家の中のことに重点を置きがちで、「ベランダ」は設計士さんにおまかせになることが多いようです。
しかしベランダは、日常のなかでも意外と使われる場所。
ここでは、実際に家を建てた人が、ベランダについて「こんなはずじゃなかった…」と後悔する2つのポイント、「広さ」と「庇(屋根)」について解説します。
戸建てのベランダの広さは?後悔しないために知るベランダ活用法
ベランダの広さについては、多くの人があまり深く考えることはないようです。
しかし「こんなときベランダが広ければ…」と、後悔しやすい箇所でもあります。
そこで、家づくり経験者の失敗からのアドバイスをもとに、「ベランダ活用方法」について解説しましょう。
視線を気にせず子どもを遊ばせられる!
庭のある家で周りが生垣や塀で囲まれていても、外からの視線は避けられません。
庭で子どもがプール遊びをするときなど、すき間などから見えてしまうものです。
ベランダにプールを置くスペースがあれば、視線を気にすることなくプール遊びができ、何より家と繋がっているので、家事をしながらでも安心です。
洗濯物の干し場所に困らない!
子どもが小さいうちは量も少ない洗濯物ですが、成長するにつれて増えていきます。
スポーツ系の部活をする中高生がいるご家庭などはさらに大変で、毎日汚れたユニフォームを洗濯…なんてことも。
特に道着など厚手のものは乾きにくく、干すスペースが足りないと感じるケースは多いようです。
それ以外にも布団などの大きなものを干す場合など、使い勝手のよさを考えると、ベランダは広いほうがおすすめです。
後悔しない戸建てのベランダづくり!ベランダに庇は必要?
また、庇(ひさし)についても意外な落とし穴があります。
マンションの場合、上階のベランダ部分が屋根になりますが、戸建ての場合は庇をつけないと屋根になる部分がありません。
家全体のスタイリッシュな外観を重視するあまり、庇を付けないケースもありますが、庇がないとどのような問題が起こるのでしょうか。
天候の影響を受けやすい
雨の日は洗濯物が濡れてしまうだけでなく、晴れの日でも日よけがないため、家の中に直射日光が入り込みやすくなります。
そのため、家具や絵、畳などが日焼けする原因にもなります。
また 2階のベランダの場合、直射日光が入ることで室温が高くなり「暑くてエアコンが効きにくい」ことも。
汚れやすい
屋根がなく雨が降り込むベランダは汚れやすくなります。
物干し竿なども汚れるので、洗濯物を干す際に拭く手間がかかるでしょう。
ものが置けない
ちょっとした洗濯グッズやベランダ履きなど置いておきたいところですが、雨が降れば濡れてしまいますし、日に焼けて劣化してしまうことも考えると気軽にものを置けません。
まとめ
戸建て住宅のベランダについて解説しました。
各家庭のライフスタイルによって、ベランダの「使い勝手のよさ」は異なります。
子どもの年齢や近隣の家との距離感、周辺の自然環境なども考慮し、「ライフスタイルの変化」なども組み入れながら判断すると失敗が少なくなりますよ。
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