家族の人数に対してちょっと狭い土地に戸建てを建てるなら、3階建てが選択肢に入ってきます。
住まいの広さをしっかり確保できるところは魅力ですが、住み心地が気になるのもまた事実。
そこで今回は、3階建てを検討中の方が不安に思っている「暑さ対策」と「老後の暮らしやすさ」について、注意点と改善策をご紹介します。
上階ほど暑いのはナゼ?3階の暑さを防ぐひと工夫とは
3階が暑くなる3つの理由
3階建てを躊躇する大きな理由として、夏の暑さがあります。
あのムワッとした熱気は、どうして発生するのかご存知ですか?
まず一つめの理由は、暖かい空気が軽いから。
戸建ての構造上、どうしても上の階に熱が溜まってしまうのは避けられません。
二つ目の理由は、ベランダからの照り返し。
ベランダや窓が大きければ大きいほど日差しがたっぷり入り、太陽の熱によって部屋の温度が上昇してしまうのです。
そして三つ目の理由には、屋根から吸収した熱が挙げられます。
3階を涼しくする工夫
3階の暑さを軽減させるのにまず大事なのは、大きな割合を占める窓からの熱をシャットアウトすること。
窓ガラスを耐熱性が高いものにするほか、すだれやグリーンカーテンを使うのもおすすめです。
また、部屋全体を断熱加工するのも効果的。
外の熱が伝わりにくくなりますよ。
そして、風通しをよくするのも大切です。
換気のコツは、涼しい風が入る窓を小さく開けて、出口となる一番遠い窓を大きく開けておくこと。
これだけで流れができ、自動的に涼しい空気が入ってきます。
老後でも安心して暮らせる間取りを考えよう
もう一つ気になるのが、老後の暮らしやすさについて。
足腰が弱ってくると上下の移動が大変になってきますし、思わぬ場所でけがをしてしまう可能性もあります。
長く暮らす予定なら、家づくりの段階から老後のことを考慮した間取りにしましょう。
動線に配慮した身体に負担のない間取りを
階段での移動は、老後の生活で最も心配なところですよね。
安全に昇降できるよう、幅は広く、段差も小さいものにしましょう。
途中で小休止できる踊り場があるのも便利です。
また、夜中にトイレに行きたくなったときに階段を使わなくて済むよう、寝室とトイレを同じフロアに設置するのがおすすめ。
さらに、物干し場と洗濯機も同じフロアにしましょう。
思い洗濯物を持って階段移動するのを避けることができます。
バリアフリーを視野に入れておく
老後に暮らしやすいように、初めからバリアフリー設計をしておくのも手です。
段差をなくし、階段・風呂・トイレなどには手すりを設置。
これは妊娠中の女性や小さなお子さんにとっても嬉しい設備です。
さらに、後々リフォームをしたくなった際にどこまで実現可能か確認しておくのもおすすめです。
3階建ては、建築基準法などの規定で大掛かりなリフォームができない可能性も。
エレベーターなどを設置したいと考えているならば、はじめからそれを想定して設計してもらいましょう。
まとめ
せっかく戸建てを建てるなら、一生愛せる住み心地のよいものにしたいですよね。
3階建てを検討中の方は、今回の暑さ対策と老後を考えた間取りについてぜひ参考にしてみてください。
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