一般的にエレベーターのないマンションを売却するのは難しいといわれています。
しかしコツさえ押さえれば、エレベーターが設置されていなくてもマンションを売却できます。
そこで、今回はエレベーターのないマンションを売却する際のコツや注意点を解説します。
エレベーターのないマンションを売却する際のコツとは?
3階以下であれば問題ない
エレベーターのないマンションがなぜ売却しにくいのかというと、自室まで階段で歩くのが大変だからです。
しかし、3階以下の部屋だとあまり大変ではないため、エレベーターの有無に目を向ける方は多くありません。
そのため、エレベーターのないマンションでも、3階以下であれば有利に売却を進められます。
ターゲットを選定する
エレベーターがなく、不便になる方は多くいるので、誰にでも売って良いわけではなく、ターゲットを選定する必要があります。
たとえば、子連れやお年寄りのいる家族では、階段の上り下りに負担がかかるので、エレベーターがあるマンションを探すでしょう。
こうした方たちに目を向けてしまうと、全く売却されなくなってしまいます。
そこで、以下のような方たちに目を向けることで、エレベーターがなくても売却しやすくなるでしょう。
●健康増進を考えている方
●小学生以上の子どもがいる方
●単身者
●事業者
資産価値を高める
また、エレベーターがないという欠点を補うために資産価値を高めることも1つのコツです。
おしゃれに改造してみたり、間取りを変更してみたりすることで買いたいと思う方が増えるでしょう。
また資産価値を高めたことにより、エレベータがあるマンションよりも高値で売却できる可能性もあるので、挑戦してみましょう。
エレベーターのないマンションを売却する際の注意点とは?
エレベーターのないマンションを売却する際にはどのような注意点があるのでしょうか。
売出価格を下げる
まず、売出価格を見直し、必要があれば下げましょう。
売出価格を間違えていると、ほとんど売却されません。
相場などから再検討し、売出価格を付け直しましょう。
差別化を図る
また、ほかの物件と差別化を図ることも大切です。
同じような物件であれば、当然エレベーターのある物件を選ぶ方がほとんどでしょう。
そのため、何かしらで差別化を図り、興味を持ってもらうようにしましょう。
まとめ
今回は、エレベーターのないマンションを売却する際のコツと注意点を解説しました。
エレベーターがなくても売却できないことはありません。
ターゲット選定や資産価値の向上などのコツを活かし、売却に臨みましょう。
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