戸建ての購入を検討する際、なるべく理想に近いものを購入したいと考えている方は多いのではないでしょうか。
しかし必要な知識がなければ、どのような建築形式の家が自分に合っているのかわからないでしょう。
そこで今回は、建築形式の一つであるピロティとはなにか、ピロティにはどのようなメリットがあるのか解説します。
戸建てを購入するなら知っておくべき建築形式「ピロティ」とは?
ピロティとは、2階以上ある建物の1階部分を柱のみの空間にする建築形式です。
フランス語で「杭」という意味で、ル・コルビュジエという有名な建築家によって導入されました。
もともとは海外で人気の建築形式でしたが、1950年代から日本でも徐々に広まり、現在では広島平和記念資料館や京都会館などでも導入されています。
近頃は、都心を中心にピロティ形式を採用したマンションやアパートが増えており、近代住宅として日本でも認知されるようになりました。
戸建ての購入前に知っておきたい!ピロティ形式のメリットとは?
ピロティ形式の戸建ては、居住スペースが狭くなるのではないかと心配される方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ピロティ形式には他の建築形式にはないメリットや利用方法がいくつもあるのです。
今回は4つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
駐車場としての利用
戸建てで駐車場を確保するなら、ある程度の広さの敷地が必要なうえに、屋根を設置する費用もかかります。
しかし、ピロティ形式の戸建てなら1階の柱のみの空間を駐車場として利用することが可能です。
2階部分が屋根の役割を果たしているので、余計な出費もかさみません。
庭や遊戯スペースとしての利用
敷地に余裕がなければ、庭や遊戯スペースを確保するのは二の次になってしまいます。
しかし、外で活動する趣味をお持ちの方や小さなお子さまがいる家庭なら、自由に利用できるスペースはほしいでしょう。
ピロティ形式の戸建てなら、遊具の設置やガーデニングスペースの確保も可能です。
また、屋根もあるので天気が悪い日でも気にせずに楽しめます。
水害に強い
1階部分は柱のみで建築されているので、洪水になっても水の勢いを逃がしやすく、住宅の倒壊を避けられます。
また、居住スペースは2階以上の高さなので浸水して室内が汚れる心配もありません。
容積率算定に影響しない
一般的な室内駐車場の場合、延床面積の1/5を超えなければ面積の算定に入れる必要はありませんが、1/5を超えてしまうとその部分は算入されてしまいます。
しかしピロティ形式なら、そもそも容積率算定にピロティの面積が影響しないので、居住スペースを広く確保することが可能です。
ゆったりとした部屋づくりを目指したい方にとっても、ピロティ形式の戸建てはメリットが多いと言えるでしょう。
まとめ
建築形式の詳細やメリットなど必要な知識を身につければ、理想に近い戸建ては見つかりやすくなります。
今回ご紹介したピロティは、世界的にも人気がある建築形式です。
今後戸建ての購入を検討している方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。
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