不動産を購入するにあたって「できるだけ条件のよい土地を選びたい」と思うのは当然のことです。
しかし、日影規制については確認しておかなければなりません。
今回は、不動産購入時に確認が必要な日影規制とは何なのかを、注意点とともにご紹介しましょう。
不動産購入時に確認すべき日影規制とは?
日影規制とは、ほかの建物の影響でまったく日が当たらないことがないようにするための規制です。
1970年代に背の高いマンションが次々と建てられ、日照権を争う訴訟が相次いで発生したことを背景に、このような規制が定められました。
一年でもっとも影が長くなる冬至の日に、日中、建物の影響で日影になる時間を測定します。
関係してくるのは指定の区域だけで、規制内容は自治体によって異なるので注意してください。
日影規制をクリアしているかどうかを人の手で測るのは非常に難しいため、コンピューターを使って計算します。
クリアできなかった場合は、建てられる家の条件に何らかの制限がかかってしまうこともあるのです。
不動産購入時に確認すべき日影規制の注意点
日影規制の対象区域で新しく家を建てる場合は、「3階建てにはできない」「天井を高くすることは不可能」などの制限を受けることになる可能性があります。
一般的な2階建て住宅であればたいていはクリアできますが、高めの建物にしようとすると、希望どおりにできない恐れがあるのです。
そのため、一般より高さのある住宅を希望するのであれば、日影規制についての確認が必要不可欠です。
また、自分が建てた家がほかの建物のせいで日影になってしまう可能性も考えておきましょう。
日影規制は、一日中、日影にならないようにするための規制ではありません。
たとえ周囲の建物がすべて日影規制をクリアしていても、一日のうち数時間は日の当たらない時間ができてしまうことになります。
「数時間くらいなら」と思う人もいますが、たとえば、午後12時から3時までの時間が日影になると、生活にも大きな支障が出る人もいるのではないでしょうか。
不動産を購入する際の注意点としては、その土地の周囲に、将来的に大きな建物が建つ可能性がないかもしっかり予測しておくことが大切です。
まとめ
自分が購入しようとしている不動産が日影規制をクリアしているかだけでなく、自分の家が日影になってしまう原因となる建物が周囲にないかも確認が必要です。
くわしい状況については自分で判断できない部分も多いはずなので、まずは信頼できる不動産会社などに相談してみるとよいでしょう。
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