新築一戸建て購入の際、部屋数や間取りといった室内環境に目が向くのは当然ですが、一方で建物の外部も気になるところ。
なかでも、敷地の内と外の境目を形成する外構がどういったスタイルであるかは重要なポイントのひとつで、最近では「オープン外構」が人気となっています。
一般には耳馴染みの薄い「オープン外構」とはどんなものか。
また、そのメリットについてご紹介していきます。
新築一戸建て購入時の選択肢!オープン外構の家とは
外構とは、そもそもの言葉の意味として「内面」をあらわすインテリアに対し、外側を意味する、いわゆるエクステリアのことです。
「庭」「門扉」「駐車スペース」「玄関」に続くアプローチの敷石や階段など、敷地内にある建物以外のすべてを指すといってもいいでしょう。
オープン外構とは、敷地外からの視界をさえぎる高さの塀や生垣などを設けず、軽くまたげる程度の低いフェンスや土留めくらいまでに遮断物をおさえた、開放的な外構のことをいいます。
海外のドラマや映画のワンシーンで、家族が待つ郊外の自宅に戻った主人公が道からノンストップで敷地やガレージに車を滑り込ませるシーン。
その舞台として登場する家構えが、まさにオープン外構のイメージそのものです。
日本の場合、敷地面積に限りがあるなかでも広く開放感を得られることから、オープン外構は住宅密集地域の新築一戸建てにも多く採用されるようになってきました。
また、敷地が北向きの場合でも日差しをより多く採り込めるなど、立地条件に左右されづらいのも、オープン外構の新築一戸建てが増えてきた理由のひとつといえます。
オープン外構の新築一戸建て!そのメリットとは?
オープン外構とは正反対に敷地を塀などで完全に囲うクローズド外構や、その中間にあたるセミクローズド外構といった形もあります。
それぞれにメリットとデメリットがありますが、オープン外構のメリットとは、どこにあるのでしょうか?
オープン外構は一見すると防犯上、無防備に感じられます。
ところが、周囲に遮断物がないことで向かいの家や隣家からいい意味で監視の目を期待することができ、実際には犯罪者などが容易に近づけないという防犯上のメリットが生じます。
さらに、なんといっても見逃せないのは、塀や門扉に数十万円といった余計な費用をかける必要がないことから、その分が新築一戸建てとしての価格にも当然反映され、購入資金を低くおさえられることです。
住んだあとにもし事情が変わり「やっぱり塀が必要だ」と仮になっても、新たに予算計画を練って工事を始めたり、生垣を作って対応したりといった自由度を確保できるのも、オープン外構の大きなメリットといえるでしょう。
まとめ
オープン外構はプライバシーの面でマイナスというイメージが先行しがちです。
しかし、その部分の工夫さえ惜しまなければ、日々の生活でそれ以上に大きな恩恵を受けられます。
新築一戸建て購入の際には、そうした面も考慮して自分に最適な物件選びをしていきましょう。
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