戸建ての住宅にかかる費用は、購入費だけではありません。
住んでからもさまざまな維持費がかかるため、しっかりと準備しておきましょう。
今回は戸建て住宅の購入を検討されている方に向けて、維持費の種類や相場についてご説明します。
戸建ての住宅にかかる維持費にはどんな種類があるの?
戸建てを購入するときは、物件の価格だけを考えてしまいがちです。
けれども購入後にもいろいろな維持費が必要で、それなりの金額がかかります。
維持費は大きく分けて「修繕費」「税金」「保険料」の3つです。
それぞれご説明しましょう。
修繕費
住宅は、年月が経つにつれてだんだんと劣化します。
適切に手入れすると長く住むことができますが、修繕には費用がかかります。
毎月修繕費が積み立てされるマンションと違い、戸建てでは自分で意識して準備しないといけません。
まず建築後10年目くらいが、屋根や外壁の塗装を考える時期です。
壁や屋根にはがれやひびなどがあると、そこから雨が入って住宅にダメージを与えてしまうリスクもありますから、早めに検討することがおすすめです。
20年以上経つと、給湯器などの設備交換や、水回りのメンテナンスが必要になることもあります。
他にも「雨戸が壊れた」「壁紙がはがれた」などの細かい修繕が発生しますから、資金は余裕をもって用意しておくとよいでしょう。
税金
土地や建物をもっていると、固定資産税や都市計画税がかかります。
評価額によって金額が変わりますので、事前に確認しておくと安心です。
毎年支払いが発生しますから、家計の予算に含めておきましょう。
保険料
火事になったときのために、火災保険には加入したほうがよいでしょう。
火災保険は地震だと補償されないため、地震保険にも入っておくと安心です。
なお地震保険は、単体での加入はできませんから注意しましょう。
戸建ての住宅にかかる維持費の相場はどれくらい?
修繕費は毎年かかる費用ではありませんが、30年で800万円ほどかかるともいわれています。
外壁や屋根の塗装が100万円前後、水回りの修繕に100~150万円、他にも給水管の修理やフローリングの張り替えなどに数十万単位のお金がかかります。
ですから、日ごろからきちんと準備しておくように心がけましょう。
税金や保険料は、毎年かかる費用です。
固定資産税は、「課税標準額×標準税率(1.4%)」で算出されます。
都市計画税がかかる場合は、「課税標準額×0.3%」で計算します。
それぞれ課税標準額から計算して、金額を確かめておきましょう。
また火災保険料の相場は、年間3~5万円ほどといわれています。
補償内容によって金額が変わりますから、無理なく支払える金額と補償のバランスをよく考えましょう。
地震保険にも加入する場合は、構造や地域によって保険料が変わりますから、覚えておきましょう。
まとめ
戸建ての維持費には、大きく分けて3つの種類があります。
一度に大きな金額がかかるものや、毎年かかる費用がありますから、きちんと把握しておきましょう。
修繕費は将来必要になる費用ですから、少しずつ蓄えておくことがおすすめです。
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